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2025/12/11
シンガポールロケーションで「Open Connectivity eXchange」の接続拠点と仮想ルータ機能を提供開始
2025年12月11日
BBIX株式会社
BBIX Singapore Pte. Ltd.
シンガポールロケーションで「Open Connectivity eXchange」の接続拠点と仮想ルータ機能を提供開始
BBIX株式会社(以下「BBIX」)の子会社である BBIX Singapore Pte. Ltd.(以下「BBIX Singapore」) は、BBIXがBBSakura Networks株式会社と共同開発する「Open Connectivity eXchange」(以下「OCX」)の提供エリア拡大に向け、本日よりシンガポール国内の Equinix SG1 および Global Switch Singapore Tai Sengの2拠点にOCXの接続拠点を新たに開設し、あわせて仮想ルータ機能「OCX-Router(v1)」の提供を開始します。
OCXは、IXプラットフォーム上で提供するクラウド型ネットワークサービスです。お客さまが利用する各種クラウドサービスやデータセンターへ、高セキュリティー、低遅延かつ拡張性のある接続をオンデマンドで提供します。このたびBBIX SingaporeがシンガポールにおけるOCX接続拠点を開設することにより、日本-シンガポール(JP–SG)間、シンガポール-タイ(SG–TH)間の国際間データセンター接続(DCI)を短納期かつ安価にご利用いただけます。これにより、海外進出企業やグローバル展開を進めるお客さまに対し、国際間でのデータ連携やシステム運用をより容易にする新たな価値を提供します。
「OCX-Router(v1)」は、OCXネットワーク上でIPルーティングを提供する仮想ルータ機能で、お客さまはオンプレミス設備を介さずにクラウド間やリージョン間のトラフィック交換が可能になります。BBIX Singaporeがシンガポールロケーションで本機能の提供を開始することで、東南アジア地域における低遅延のネットワーク構成を実現するとともに、日本とシンガポール双方に仮想ルータを配置した冗長性や可用性を考慮した多拠点ネットワーク構成にも柔軟に対応でき、国を跨いだクラウド環境の統合がより容易になります。
これらの拡充により、シンガポール国内で完結するマルチクラウド環境を柔軟に構築できるだけでなく、拠点間やクラウド間の通信経路を最適化し、冗長性や運用効率を向上させたシンプルかつ拡張性の高いネットワーク設計を実現できます。
BBIXおよびBBIX Singaporeは、今後も国内外のクラウド利用の拡大に対応した高品質なネットワークの構築に寄与するとともに、お客さまのDX(デジタルトランスフォーメーション)を支えるネットワーククラウド基盤として、サービスの拡充とグローバル展開を推進していきます。
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